コラム
企画の七つ道具
それぞれの職業には、その職業ならではの道具があります。
「企画プランナーさんてどんな道具を使ってるの?」と聞かれることがあるので、今回は私の使っている「道具」をご紹介したいと思います。
道具その①:無地のレポート用紙+モンブランのボールペン
企画の打合せをする時は、必ず無地のレポート用紙を使っています。
その理由は、「枠をはめずに自由に思い通りに書く」ためです。
罫線やマス目が書かれていると自由な発想の妨げになる感じがして無地を愛用しています。
モンブランのボールペンを使っているのは、高級ブランドだからではなく「速く書ける」からです。想いついたことをすばやく書いていくために必携のツールです。
道具その②:マンダラチャートアプリ
マンダラチャートは、クローバ経営研究所の松村先生が考案した9マスのシートで、私の企画セミナーでも発想の拡散などに使わせていただいてます。
そのアプリ版が最近発売されました。電車で移動しながら、企画アイデアを出したり、企画内容をまとめたりするのに重宝しています。
道具その③:Google
言わずと知れた定番検索エンジンです。
ただ検索に使うというだけでなく、気になったキーワードを打ち込んで、そのキーワードで検索された「画像」をひたすら眺めて、そこから連想していくという方法で、アイデア出しのツールにも使っています。
私はこれを「Google発想法」と呼んでいます。
道具その④:OneNone(クリッピング)
企画をするにあたって、情報収集も大切です。普段から情報を集めクリッピングをしています。
その情報を整理するクリッピングツールとしてマイクロソフトのOneNoteを使っています。
クリッピングしている情報源は、仕事柄もありますが
・日経新聞
・日経MJ
・日経消費インサイト
・日経デジタルマーケティング
・販促会議
・宣伝会議
などです。
最近、日経新聞や日経MJは電子版が出て、iPadの電子版で気になる記事を保存して、それをパソコンの電子版から読み込むと新聞記事の切り抜きが表示されるようになって、手作業で新聞の切り抜きをしてスキャナーで取り込むという作業から開放され大変便利になりました。
道具その⑤:BOOKSCAN(本の電子化)
情報はいくら収集しても、すばやく検索できなければ意味がありません。
私は、仕事で購入する本の全てをBOOKSCANに送りPDFにして、いつでもパソコン上で検索できるようにしています。
またこうしておくと、iPhoneやiPadで読むこともできるので便利です。
道具その⑥:Dropbox(オンラインストレージ)
上記のBOOKSCANでは、有料会員になるとPDFにした本を直接、オンライン上の保管庫であるDropboxに入れておいてもらうことができます。
そうすると、iPhoneやiPadに事前にダウンロードしておかなくても読めるので便利です。
また、打合せに使ったホワイトボードの写真など、iPhoneで撮影した画像をパソコンに取り込むのにも活用してます。
道具その⑦:iPad mini
日経新聞の電子版やBOOKSCANでPDF化した本を読むのに活用してます。本を読むのにはiPad miniのサイズがちょうどいいですね。
もちろん打合せ中や移動中に情報を検索しているのにも使っています。
企画に必要な情報を収集・整理したり、企画アイデアを考えたりするのに、これらの道具は大変便利ですので、ぜひ使ってみてください。
今日のポイント:道具を上手に使いこなそう