コラム
ホンモノの企画
先日、企画づくりの基本として、企画のビジョン=「なぜ」やるのか
を考えるのが、企画づくりの第一歩であり、一番重要であるという
ことを書かせていただきました。
情報伝播の早いネット社会では、人々に共感されるような拡がりを持つ、
こころざしや想いを込めた企画であることが求められているからです。
単に売れればいいといった企画する側の都合だけの「まやかしの企画」
ではなく、人々の共感を呼ぶ「ホンモノの企画」が求められているのです。
では、ビジョンがしっかりして企画内容も優れた「ホンモノの企画」に
求められる要素は何でしょうか?
私は、「ホンモノの企画」であるためには、以下の3つを満たしている
ことが必要だと考え、これを基準としています。
①オリジナリティ=その企画は独創的か?
しっかりしたビジョンを実現するためには、企画のアイデアや内容
のどこかに、他にない独創性が求められます。
「マネ」では人々の共感は得られないからです。
②アドヴァンス=その企画は世の中を進歩させるか?
世の中を進歩させるというと大げさに聞こえるかもしれませんが、
それが一企業のための企画であったとしても、共感を得ることが
求められる時代には、何らかの形で世の中を進歩させ、世の中
に貢献する要素が必要となります。
③アクション=その企画は人々の行動につながるか?
人々の共感を本当に得られる企画であるかどうかは、単に自分が
感心・納得するだけでなく、人に伝えたくなるなど、行動を引き起こ
せるかどうかで計ることができます。
この3つの基準を満たす「ホンモノの企画」をつくりましょう。
今日のポイント:その企画は、ホンモノですか?
2014-07-06 | Posted in コラム | Comments Closed